下記の要領で2019年度学術大会を開催しますので、ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
主催:日本農業法学会
共催:福島大学食農学類
【テーマ】
「放射能汚染を乗り越えて、なりわいとふるさとを取り戻す」
【日時】
2019年11月9日(土) 10時10分~17時45分 シンポジウム
2019年11月10日(日) 9時00分~17時00分 エクスカーション
【会場】
福島大学M1教室
(上記リンク先の、赤丸に11番の建物が「M講義棟」になります。)
福島県福島市金谷川1
【会場までの交通】
・「福島駅」よりJR東北本線「金谷川駅」下車 徒歩10分
福島駅から2つ目(所要時間約10分)
郡山駅から8つ目(所要時間40分)
・東北本線は、運行本数が少ないのでご注意ください。
※11月9日朝は、福島駅発09:37→金谷川駅09:47ですと、開会に間に合います。
※エクスカーションに参加せずその日のうちに東京およびその近郊へ帰る方は、懇親会終了後、金谷川駅発20:55→福島駅21:05の電車に乗れば、東京駅に23時前に帰着できます。
【1日目・シンポジウム】
10時10分 開会・会長あいさつ
10時15分 第一報告 「福島農業の復興・再生に向けた現状と課題―震災・原発事故8年を経過して」 塩谷弘康 会員(福島大学)
10時55分 第二報告 「大震災後の福島県における農地利用と集積の新動向:農業法人の成長に注目して」 荒井聡 会員(福島大学)
11時35分 第三報告 「福島の営農再開で取り戻すべきものは『稼ぎ』や『雇用』だけなのか?:菜種・雑穀栽培からの示唆と日本の土地利用型農業の未来」 石井秀樹 氏(福島大学)
12時15分 昼休み・理事監事会(福島大学行政政策学類大会議室)
(*昼休み中、希望者の方を対象に、新食農学類棟見学ミニツアーを実施する予定です。詳細は当日アナウンスします。)
13時20分 会員総会(M1教室)・開催校挨拶
14時00分 第四報告 「飯舘村『農』の再生に向けて」 杉岡誠 氏(飯舘村復興対策課農政第一係長)
14時30分 第五報告 「浪江町における食と農の再建の模索」 石井絹江 氏(石井農園・浪江町農業委員)
15時00分 第六報告 「持続可能な環境・循環・共生の社会をつくるために」 菅野正寿氏(NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会・遊雲の里ファーム主宰)
15時30分 休憩
15時45分 全体討論
17時45分 閉会
・シンポジウム参考文献リスト
大会での理解や議論を深めるため、報告者の関連論文等を下記のとおり挙げておきます。(著者名五十音順)
・石井秀樹 「原子力災害からの土地利用型農業の振興施策に求められる視座~南相馬市における菜の花・トウモロコシ・ソルガム栽培からの考察~」(『福島大学地域創造』29(1), 8560-8569, 2017)
(上記のリンク先サイトの「フルテキストへのリンク」から、ダウンロードできます)
・(石井絹江氏の取り組みに関し)岩崎由美子「福島原発の足元で食の安全を築く女性たち」(佐藤一子他編著『<食といのち>をひらく女性たち』農文協、2018)
・塩谷弘康・岩崎由美子『食と農でつなぐ 福島から』(岩波新書、2014)
・杉岡誠「原発事故から8年、農による生きがいの再生」(『現代農業』2019年3月号)
・菅野正寿『農と土のある暮らしを次世代へ 原発事故からの農村の再生』 (コモンズ、2018)
【懇親会】
18時00分 行政政策学類大会議室 (費用3,000円程度)
【2日目・エスクカーション】
・集 合 8時50分 福島駅西口貸切バス乗り場
*詳しい場所については、学会シンポ当日にアナウンスします。
・出 発 9時00分 貸切バスにて乗り場を出発
・場 所 シンポジウムでご報告いただく二本松市東和地域、飯舘村を訪問します。
・行 程
9:00 福島駅西口出発
9:40~10:10 ゆうきの里東和地域資源循環センター(堆肥センター)
10:20~11:00 ふくしま農家の夢ワイン
11:15~12:20 道の駅ふくしま東和
13:00~14:00 飯舘村農家レストラン「気まぐれ茶屋」(昼食)
14:20~16:00 飯舘村役場、村内視察(営農再開圃場、仮置き場等)
17:00 福島駅西口帰着
・費 用 4,000~5,000円程度(昼食代込)