2015年度 日本農業法学会 学術大会シンポジウム

 2015年度の日本農業法学会 学術大会シンポジウムを、下記の要領で開催いたします。ふるってご参加ください。

【テーマ】
戦後農政の転換と農協・農業委員会制度改革等の検証

【日時】
2015年11月21日(土)9:30~17:30
午前の部 9:30~12:10
午後の部 13:30~17:30(13:10~13:30 会員総会)

2015年11月22日(日)9:00~16:00
エクスカーション

【会場】
東京農業大学・世田谷キャンパス ・アカデミアセンター地下1F「横井講堂」

【1日目・報告】
1. 戦後農政転換の背景と論点-各報告への期待-
    原田純孝 会員(中央大学) 

2. 農協制度改革の概要と問題点
    馬場利彦 会員(JA全中)

3. 農協制度改革の検証と今後の課題
    多木誠一郎 氏(小樽商科大学)

4. 農業委員会制度改革と今後の課題
    桂 明宏 会員(京都府立大学)

以上、午前の部

5. 中間管理機構事業の実施状況と問題点
    安藤光義 会員(東京大学)
    深谷成夫 会員(全国農地保有合理化協会)

6. 現場から見た農政改革の問題点と対応  
    佐藤正志氏(新潟県村上市、前全国稲作経営者会議会長)

7.総合討論(15時00分~17時30分)

【懇親会】
18時~ 学内レストラン「すずしろ」)

【2日目・エクスカーション】
1.日 時:2015年11月22日(日) 9:00~16:00前
→集合は、①9:00田園都市線・用賀駅(交番の側)もしくは
②9:20東京農大正門前のどちらかをお選び下さい。

2.研修テーマ:「都市農業の多面的展開と法的課題」

3.参加定員:25名程度(貸切バス使用)

4.趣旨
本年度の学会年次大会の開催校・東京農業大学が立地する世田谷区内には、現在も100ha近い農地が存在し、新鮮な農産物の供給はもとより、生産者と消費者の連携等に基づく多面的な農業経営が展開されている。こうした都市農業をめぐっては、本年4月に、「都市農業振興基本法」が制定されており、社会一般の理解も深まりつつあると見られる。
しかし、都市農業の持続的な発展のためには、税制面をはじめ各種制度や、多様な都市圧等の克服が必要である。
そこで、現地研修会では、都市農業をめぐる最前線の取り組みに接し、その今日的な意義を幅広い視点から検証するとともに、法的な課題を現場に依拠して把握することを目的とする。また、世田谷区内と国分寺市内という立地の違いにも着目しつつ、実践者の取り組みから学び、議論を深めて行くものとしたい。

5.主な現地研修先
〔午前〕①河原正幸さん/世田谷区:野菜・花き、農業体験農園
②野島菊美さん/世田谷区:施設栽培イチゴ
〔午後〕③小坂良夫さん/国分寺市:野菜(直売・契約販売)伝統野菜の加工品開発
解散は、16時前にJR中央線沿線の駅を検討。